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小学生から始めている!?メイクを始める年齢の若年化と親世代ができること

執筆者の写真: AYUMIAYUMI

小学生から始めている!?メイクを始める年齢の若年化と親世代ができること

初めまして、寒川あゆみです。

私はエステティックサロンの運営、専門学校で講師として活動しております。

 

・メイクを始める年齢の若年化と時代背景

私は日頃、専門学校で、美容に関心の高い高校生〜20歳位の子達と接することが多いです。

「何歳から美容に興味を持ったのか?」「何歳からメイクを始めたのか?」と聞くと、

「小学校5年生や6年生から」という答えが多く、中には「小学校3年から」という答えも。

 

私自身、肌へのコンプレックスから美容に興味を持ち、中学生頃からメイクをするようになりました。(2000年代初期の話で、今から20年以上前。)


2010年頃から一気にスマートフォンやインターネットが普及し、SNSやYouTubeが当たり前の社会になりました。

現在の小学生、中学生、高校生と言えば、2007年〜2019年生まれでネットネイティブ世代です。物心がついた時から情報がすぐに入手できる環境にあり、美容やメイクを知るきっかけや機会が多く、関心、興味を持つ年齢が若年化しています。


・親子レッスンから見えてきたこと

私は自身のエステティックサロンで肌の施術だけでなく、スキンケアやメイクのレッスンもしています。

その一つに「親子レッスン」というメニューがあるのですが、近年「小学生の子供がメイクに興味を持っているから教えて欲しい」という内容が増えています。

すでにメイク道具もいくつか持っていて、休みの日や学校から帰ったらメイクをして遊びに行くそうです。


親御さまからのご要望として「子供でもこのメイクアイテムで大丈夫なんでしょうか?」「私が話をしても聞いてくれないので、先生お願いします」「ママ教えて!と言われるけどどう教えたら良いかわかりません」ということをお伺いします。

レッスンでは子供達に向けて「ここをこんな風にメイクしてみよう」とメイクの仕方をお教えしたり、親御さまに向けて「使っていいアイテムやダメなアイテムなどのアイテムの選び方」などをお教えしています。

 

・子供の興味、感性を伸ばしつつ、正しい情報を

小学校や中学校などの義務教育課程では、基本科目が中心ですが、

その子自身の興味や関心を伸ばすことも教育に大切なことだと思っています。


将来の進路を考えはじめる中学生や高校生の中でも「何がしたいかわからない」「何に興味があるかわからない」「したいことがない」という子も少なくありません。

美容やメイクを将来の職業にするしない関係なく、色を使ったり、手先を使う、可愛くなって自己肯定感が高まることにも繋がります。

親世代ができることは「その子の可能性を塞がないこと」「その子の感性を高めるためのサポートをすること」ではないでしょうか? 


とはいえ、まだ子供ですから情報の良し悪しを判断することができず、間違ったやり方をしてしまっている子も多いです。

失敗をして学ぶことも大切ですが、肌に関することなので注意点もあるため親御様も注意しておくべきところです。



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親子レッスン【大阪・鶴橋駅近】



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