初めまして、寒川あゆみです。
私はエステティックサロンの運営、専門学校で講師として活動しております。
・Z世代(ゼット世代)、α世代(アルファ世代)の特徴
Z世代とは1995年から2010年頃に生まれた世代のことで、一般家庭にインターネットが普及し、スマートフォンが日常の一部となりSNSや動画配信サービスの進化を通ってきたデジタルネイティブ世代です。
α世代とは2010年以降に生まれた世代のことで、生まれた時からスマートフォンやタブレット端末、AIが身近にあるデジタルネイティブの世代です。
このように、Z世代、α世代も目の前にあるスマートフォンからの情報収集能力が高いデジタルネイティブです。
・Z世代(ゼット世代)、α世代(アルファ世代)の弱点
私は日頃、専門学校で、美容に関心の高い中学生や高校生〜20歳位の子達(Z世代やα世代)と接することが多く、授業を通して感じることがあります。
それは「思考力が弱い」ということです。
スマートフォンやインターネットからすぐに答えが目につくという時代背景も相まって “自分の頭で考えない” “自分の頭で考えることができない” “想像やイメージができない”ようになっている子が増えてきていると感じています。
・Z世代(ゼット世代)、α世代(アルファ世代)がこれからの社会に出た時のために親世代ができること
これからの時代、日本ではさらにAI技術が進化し、移民が増えると予想される一方で、高齢化も加速しますよね。
ITスキルや英語力を身につけておくことも重要である一方で「思考力」もつけておくことが大切です。
思考力が身につけば、発想力や創造力へと派生し、新たに何かを生み出すことができるはずです。
・思考力を鍛えるために親世代が意識すべきこと
現代の子はスマートフォンなどから情報収集するものの「へ〜」「そうなんだ」「かわいい」「おもしろい」など表面上だけで完結してしまっているんですよね。
親子の会話でもありえる部分です。
子供「◯◯って何?」
親「◯◯って◯◯だよ」と答えを教えて終わってしまっていませんか?
これだと子供の思考力がストップしてしまいます。
子供の思考力を伸ばす方法として、その先に続く「じゃあ◯◯な時はなぜだと思う?」「◯◯な時はどうしたら嬉しい?悲しい?」など子供に想像させる、イメージさせる会話を問えば、子供自身がなんでなんだろう?と考えるようになるはずです。
〈気づき〉
・物事の表面の変化に気づく
・物事の内面の変化に気づく
↓
〈疑問〉
・どうしたんだろう?
・どうやったんだろう?
・なぜこうなったんだろう?
↓
〈調べる〉
・方法は?
・手段は?
ここを習慣化させることが大切です。
そうすると、思考によって発想力や創造力がつき、社会に出た時にさらに活きてくるはずです。
・子供の興味、感性を伸ばしつつ、正しい情報を
小学校や中学校などの義務教育課程では、基本科目が中心ですが、
その子自身の興味や関心を伸ばすことも教育に大切なことだと思っています。
将来の進路を考えはじめる中学生や高校生の中でも「何がしたいかわからない」「何に興味があるかわからない」「したいことがない」という子も少なくありません。
私の専門分野は美容ですが、美容やメイクを将来の職業にするしない関係なく、色を使ったり、手先を使う、可愛くなって自己肯定感が高まることにも繋がり、その子自身の興味や感性を引き出すきっかけとなります。
親世代ができることは「その子の可能性を塞がないこと」「その子の感性を高めるためのサポートをすること」ではないでしょうか?
とはいえ、まだ子供ですから情報の良し悪しを判断することができず、間違ったやり方をしてしまっている子も多いです。
失敗をして学ぶことも大切ですが、肌に関することなので注意点もあるため親御様も注意しておくべきところです。
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親子レッスン【大阪・鶴橋駅近】